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小島 秀夫 プロフィール
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HIDECHAN! ラジオ 第45回 (06.04.10)
2006.04.10 Monday

音声版HIDEOBLOG「HIDECHAN! ラジオ」第45回を配信!
「HIDECHAN!'s Cafe」のゲストは、映画監督の押井守さんです。



  

  

>> 次回配信は、2006年04月12日(水)です! <<

 



 ■ DVD
 ・そして、ひと粒のひかり
 ジョシュア・マーストン監督

世の中には知らずにいた方がいい事がある。
知らずに過ごした方が楽な事がある。
その一方で、真実から目を背けたまま自分を騙し続ける人生も味気ない。閉じた世界の中で平和や安泰に満足したまま一生を終えるのも虚しい。
出来ることなら、世の中で起こっている全ての事について知りたい。


しかし、真実を受け入れるには相当の覚悟がいる。
また物事を知悉したからと云って、自分に何ができる訳ではない。
問題を解決できる訳でもない。
他国の法律や経済を変革する事などできない。
ましてや世界を変える事などできるはずもない。


それでも人は世界中に目を向けるべきだ。
様々な問題に耳を傾けるべきだと思う。


以前、グレッグ・ルッカ(ひでぶでも何回か紹介している)の小説を読んだ際、到底現実ではないと思える悲惨なエピソードを知った。麻薬密売人に拉致された少女が麻薬の運び屋に仕立て上げられる話である。
その密輸方法は、コンドームに麻薬を詰め、カプセル状に圧縮した粒を少女に飲ませて飛行機に乗せて米国に密輸するというもの。
体内に麻薬を飲み込んでいる為に、米国の税関の目を誤魔化せるというのだ。
勿論、飲み込んだカプセルの数は記録されている為、ひとつでも足らないと少女の命はない。
胃液でコンドームが溶解してしまっても少女の命はない。
まさに命がけである。


グレッグ・ルッカの小説での少女は着陸前、強烈な腹痛に堪えられず、機内のトイレにカプセルを排泄してしまう。
このままでは命はない。そこで少女は着陸までの間に一度排泄したカプセルを水で洗い、再び口から飲み込む。
このエピソードを読んだ時、「さすがはグレッグ・ルッカだ!こんなシチュエーション、誰も思いつかない!」と思った。
フィクションが故、僕は彼の才能に嫉妬さえした。


ところがだ、その後調べてみて驚いた。体内に麻薬を入れて運ぶ「運び屋(ミュール)」は実在したのだ。
さらにそのミュールには税関で疑われない様にあどけなさが残る10代の少女が多く採用されるらしい。
事実は小説より奇なり。というか、グレッグ・ルッカも事実を綿密に取材してエピソードを書いたに違いない。
小説や映画、フィクションのほとんどは現実を元に創作されて書かれているのだ。


昨日、DVDショップである映画を見つけた。
「そして、ひと粒のひかり(2004)」。
アメリカとコロンビアの合作映画である。
体内に62粒の麻薬カプセルを隠し、胎内にひとつの命を宿した17歳の少女マリア(ミュール)のNYへの壮絶な旅が描かれている。
これは犯罪(ノワール)映画ではない。ごく普通の少女が、コロンビアに住む平凡な少女マリアがその貧困から脱却すべく、闇に落ちていく様を描いた社会派映画である。
淡々と描かれているからこそ、怖い。
お勧めである。

小島 秀夫


 


 


 


 
『立喰師列伝』
配給 : 東北新社 Production I.G
2006年4月8日渋谷シネクイント他全国ロードショー

>> 「立喰師列伝」のスチールショットはこちら <<

この飽食の時代、『食べる』という行為を
描いた映画はめっきり少なくなった。
これは戦後の貧困から『時代を喰い逃げ』して来た
立喰師たちによる裏の昭和史である。


“メタルギアシリーズ”監督 / ゲームデザイナー
小島秀夫



Photo:Akira Kato(K studio)

小島 秀夫

1963年8月24日東京世田谷生まれ。
1987年初監督作品「メタルギア」でデビュー。

その後「スナッチャー」「ポリスノーツ」など数々の作品を創作し、質の高い作品創りは多くのゲームファンの信頼を獲得している。

現在は「METAL GEAR SOLID 4(仮)」を制作の傍ら、新作への意欲を燃やしている。

>> 詳細なプロフィールはこちら


押井 守 (おしい まもる)

1951年生まれ。
東京都出身。

東京学芸大学
教育学部美術教育学科卒。

大学在学中、自主映画を制作。

1977年、タツノコプロダクションに入社。テレビアニメ『一発貫太くん』でアニメ演出家としてのスタートを切る。

1980年、スタジオぴえろに移籍し、鳥海永行氏に師事。

1984年、スタジオぴえろ退社。
以降、フリー。

主な作品は、劇場用アニメ『うる星やつら オンリー・ユー』(脚色・監督/1983年公開)、同『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』(脚本・監督/1984年公開)、同『機動警察パトレイバー』(監督/1989年公開)、同『機動警察パトレイバー2 the movie』(監督/1993年公開)。

1995年に公開された『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(監督)は、アメリカやイギリスでも公開され、翌96年には米ビルボード誌でセルビデオチャートNo.1を獲得する世界的話題作となった。

一方で、実写映画の監督、コミック原作や脚本提供などの執筆活動も行い、近年の実写映画作品には、カンヌ国際映画祭の特別招待作品となった『Avalon』(01年)、オムニバス映画『KILLERS』内の『.50 Woman』などがある。

2004年に公開されたアニメ大作『イノセンス』は日本アニメで初めてカンヌ国際映画祭コンペ部門にノミネートされ、2005年3月に開幕した愛知万博では、『中日新聞プロデュース共同館〈夢みる山〉のテーマシアター〈めざめの方舟〉』の総合演出を務め、体感型映像空間を初演出した。

最新作は、2006年春公開予定のCGアニメ『立喰師列伝』。



ゲスト 押井 守
出演 小島 秀夫
菊地 由美(ヒデオナビゲーターNo.001)
トジーン(ヒデゲーターNo.007)
サウンドディレクター 戸島 壮太郎(トジーン)
選曲/編集 中野 智晴
照田 明弘
取材協力 Production I.G
週刊ファミ通編集部     小澤 繁夫
池田 朋子

 

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1 / ふしみぃ / 2006年04月10日 18:49

 更新待ってました!!

 スゲーよ!世界の小島監督と押井監督の対談だよ!!

 うおおおぉおおおおおぉぉぉぉーーーー!!!!!!!!!!!

2 / SOOY / 2006年04月10日 19:22

えええ!今まさに立喰師列伝観て帰ってきてブログチェックしたら!(笑)

うは〜これは聴かなければ〜

3 / noname / 2006年04月10日 19:36

おおおおお!!!
対談が音声できけるなんて!

4 / 青い鷹 / 2006年04月10日 21:52

押井守監督!!??ママママママジですか?!攻殻機動隊やイノセンスは見たことあります!すごいですよね。

5 / wodnet / 2006年04月10日 23:41

押井監督、どんどんどんどん喋っていましたねw。ぐいぐいお話に引き込まれますけれど、次々と真相が明かされている気もして、ドキドキしてしまいました。

みんな何かしらの「オタク」なのですよね。アニメ、漫画、ゲーム、映画、鉄道、スポーツ、などなど、「好きな物事に拘れる」というのは格好イイですよね。

各界の著名人が別の業界の方と対談しているのを見て、いつも思うことがあります。業界や追い求めてきたモノが違っても、突き詰めた結果得られる「本質」や「根底の部分」で、実は「繋がっている」のではないかと。執着する物事が一見大きく違って見えても、「オタク」であることによって、何か同じところに行き着くのかもしれないなぁと感じる今日この頃です。

この世の様々な物事は、人間の本質を探るための「ツール」なのかもしれませんね。どのツールを使うかは個人に委ねられているのでしょうね。

6 / びにょん / 2006年04月11日 00:15

そろそろ動画HIDECHANも見たいなー

7 / RoWaiWah / 2006年04月11日 01:17

小島秀夫は思ってたよりもハンサムだったな〜〜

8 / 蛇ガキ / 2006年04月11日 03:25

押井監督も小島監督同様に多くの作品を同時に手掛けてらっしゃるのですね。お二人の作品へ対しての熱意の凄さが伺えます。
ケルベロスと聞くと押井監督が脚本を務めた「人狼」に共通点があるかなあと思いました。聞いてみたいです。
次回も楽しみにしてます!!

9 / ギットリリキッド / 2006年04月11日 09:55

ファミ通のwebサイトをみた後に来て見ました。
押井監督の話を4回も聞けるんですね。
以前に立喰師列伝のインタビューをうけている押井監督をテレビで見ました。
宣伝の映像を見た時、圧巻でした。

オタクという響きが悪いのでしょうか?
確かに色んなジャンルのオタクの人が居ますが、本当にその知識にはびっくりしますね。
少し話を聞こうとすると嬉しそうな顔で饒舌になるのを見ていると、この人はこれが本当に好きなんだなーと思います。
私ももっとMGSオタクにならなければ…。

10 / nus / 2006年04月11日 11:04

待ってました!って組み合わせ。
このお二方は危なさが似てるから、対談したらどうなることやらとスリルがある。

11 / ガルフWAR / 2006年04月11日 16:19

僕は17歳で「戦争を知らない世代」です。学校でよく「戦争はいけないと教えられてきました。」でも、教科書ごしの世界ではまったく実感がありませんでした。しかし、僕が中2の時イラク戦争が起こりました。その時、思ったのは、一人の権力者の命令で何万何千人の命を奪える国と、その光景をTV・メディアで操られてる僕たちに腹が立ちました!そこで小島監督の目から見て「戦争」をどう思いますか?結局、人間は分かり合えない生き物なんでしょうかね・・・

12 / 新 / 2006年04月12日 00:46

最近、オタクという言葉の意味やイメージが変化してきていて怖いかも。言葉を変化させるには多数派の存在が必要ですから、少数派のオタクは居場所を防衛する手段が皆無。だからネットワークの強化が図られるわけなんだろうか。オタクを一般として扱うことに障害があるのかな。何か好きなことってみんなあると思うんですけどね。むしろ嫌いなこととか。好きがあるってことは嫌いもある?というか好きになってはいけないことがあるのか?オタクも時代のパーツの一つだとしたら、今の流行も例外じゃないですね。一体どこで区切られちゃうんだろう。
立喰師列伝。近場で上映予定無!HAZEも無!クラッシュだって…DVD待ちは辛いのに。僕は断然劇場で観たい。

13 / すくつ / 2006年04月12日 03:31

ちょっと押井守監督の声が
聴き取り辛いっす(´・ω・`;)

14 / 調べました / 2006年04月13日 20:45

ひでちゃんラジオを聞いて早速調べましたよ!!悪心とは・・・・・・・・胸がむかむかして、はきけをもよおすこと!!!らしいです。よかった。悪人になるんじゃないですよ

15 / 怠け者 / 2006年04月19日 14:59

DVDで知っていましたが、押井監督の声・・というか喋り方は聞き取りづらいですね。声優には向かないね(笑)

「オタク→好奇心の強い人」だと思います。世間一般で騒がれているオタクは「好奇心だけ」が強くて、論理的思考力とか客観性が欠けているんでしょう。熱意と冷静さを併せ持った人はほんの一握り・・・。


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